アボカドは「森のバター」と呼ばれ、最も栄養価の高い果実としてギネスブックに認定されているトロピカルフルーツとして人気です。
輸入量も輸入額も消費量も増えている今、ますますアボカド栽培や国産アボカドへの期待が高まってきています。

開花タイプはＡタイプ(午前♀、午後♂）と
Ｂタイプ（午前♂、午後♀）の2種類があり、
一緒に植えることで着果が安定します。
品種や年(気温)によって多少前後しますが、
早生の品種も晩生の品種も、
開花時期は春頃(3月〜5月上旬)です。
着果後、樹上に置く期間が異なるので、収穫時期が品種ごとに異なります。
品種ごとの収穫時期は、露地栽培したときの目安です。
まずは植える場所の最低極温を確認し、耐寒性の上回る品種をAタイプとBタイプを組み合わせましょう。
AタイプとBタイプの比率は１：１でなくても、A:B＝１：５または５：１くらいの本数までは大丈夫です。

　苗木は、到着後すぐに移植をせずに、ロングポットのままで1カ月ほど順化(順化とは、徐々に日照や気候に慣らすことです)をしてから移植をしてください。(3月〜9月の、日照が強い時期のみ）
　夏場は葉焼けに注意し、遮光ネットを用いたり、かん水に注意しながら管理してください。
　アボカドは根が弱いですので、植え替えの際は、根鉢を崩さない様そっとお願いいたします。

※輸送中の安全のために、接ぎ木テープをつけたままお送りする場合がありますので、到着後1カ月前後経過しましたら、樹の様子を見ながら外してください。
※小苗と記載してある商品は、まだ若木のため、このまま露地植えすることは出来ません。
　半年から１年程ロングポットのままで育成してから、露地植えしてください。
※5号ロングポット苗木同士は、７本まで同梱が可能です。
　(※梱包の都合上切り返してお送りする場合がございます。)

アボカド苗木の見本


アボカド苗木の見本(５号ロングポット)

※写真はイメージです。
実際の商品は、枝数、樹形、樹高、葉の枚数が1本ずつ異なります。
あらかじめご了承ください。

★☆アボカド苗木をご検討される際のご注意☆★

【ベーコン台木】
当農園では、耐寒性や樹勢を考慮して、
全てのアボカド苗木の台木にベーコン種の実生を使っています。
当農園で使用しているベーコン実生の台木は、耐寒性がマイナス４℃前後です。

ハス種(現在国内に輸入され、全国のス―パーなどで販売されているアボカド品種)の
実生は、 耐寒性や樹勢が、ベーコン種の実生より劣り、
幹に病害が発生しやすいため、台木には向きません。
ハスの耐寒性はマイナス２℃前後のため、耐寒性が強い品種が接いであっても、
台木の方が寒害を受ける恐れがあります。


【デューク７台木】
【デューク７(DK7)台木】の特徴は、DK7が耐寒性がマイナス６度程度と強く、
フィトフトラ根腐病菌への抵抗性は中程度ですが、発根力の強さが長所です。
一部の根に被害が出ても、新しく発根する根がカバーし、
被害が軽減されるといわれています。

※耐寒性のある品種でも、若木の間(２〜３年)は耐寒性をあまり発揮出来ません。
　若木の間は、９号鉢に植え替えをし、
０℃以下にならない環境での栽培をお願いいたします。
　下記に記載している品種ごとの耐寒性は、成木の耐寒性となります。


※※アボカド苗木、充実しています。
より充実したものから選んでお送りいたします。※※